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普段は紀伊半島を中心にキャンプツーリングを楽しむバイク乗り。
酒と極寒雪中キャンプツーリングを愛する健全な変態へっぽこライダーです。
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2014年02月24日

冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)

私は以前から和歌山県や奈良県の山中へ極寒ツーリングに良く行っていました。
(本州では最南部ですが、標高1300m位まで上がると-10℃ぐらいの状況は普通にあります。)

昨シーズン(冬)までは街着に使っている手持ちのウエア類をひたすら重ね着して
さらにカイロの大量投入で寒さに対抗していたのですが、
走行時の気温が-5℃以下になると我慢大会となり、30分以上の連続走行は無理でした。
カイロを何個使っても結果は同じ。

そこで去年の夏頃から色々下調べをして、防寒ウエアを一から見直しました。
やはり基本どうりに、アウターで防風、ミドルで保温(断熱)、アンダーで汗冷えを防ぐ、
の三点が大事だと思います。

それに加え、気温が上がって脱いだときにもコンパクトに収納できる事が必要です。

今季に向けて上記の条件を考慮しウエア類を新調しました。
結果、今回の「厳冬期信州キャンプツーリング」では走行時も寒さを感じる事はありませんでした。
(今回のツーリングで確認出来た走行時の最低気温は-6℃ぐらいでした。)

バイクの装備の記事はこちら→冬季ツーリング装備まとめ(バイク編)

冬季キャンプ道具の記事はこちら→冬季ツーリング装備まとめ(キャンプ編)

お店に何度も行ってバイク装備(グローブやヘルメット)との相性もチェックしながら購入したのですが、
やはりコスパ重視で行くとモンベルの製品が選びやすいですね。

防寒装備の備忘録として記録しておきます。
上から順番に、肌に近い順でご紹介します。




◆ヘルメット 顔 手

ヘルメットはひさし付きのジェットヘルを使用しています。
フルフェイスも所有していますが、ツーリングの時はジェットタイプの開放感が好きです。

モンベル スーパーメリノウール バラクラバ
冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)
顔と首の防寒です。これが無いと氷点下の走行は無理です。
薄い生地ですが暖かいです。
コンビニ等に入る時はもちろん脱ぎます(笑)


タイチの冬用グローブ(ゴアテックス)
冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)
ゴアだから選んだ訳では無いのですが、操作性や防水性を重視して選びました。
しかし、グローブをいくらグレードアップしても氷点下では手の冷え
(冷たいと言うより、痛い)は防げないです。

やはり、バイクに工夫が必要でハンドルカバーを装着するとかなり改善されました。
さらにグリップヒーター装着で手の冷えとは無縁になりました(^^)
どんなに気温が低くてもグローブの中はコタツ状態です。




◆上半身

モンベル ジオラインEXPラウンドネックシャツ
冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)

こちらのアンダーシャツは保温性もかなりあり、速乾性にも優れていました。
転倒したバイクを起したり、てんこ盛りの雪の中に突入すると極寒の中でも汗をかいてしまいます。
低温時の汗は急激な体温低下の原因にもなりますので、
アンダーウエアは慎重に選んだ方が良いと思います。


モンベル ライトスウェット
冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)
所謂ミドルウエアですね。ここで空気の層を作ります。
ユニ〇ロでも何でもいいと思いますが、私は首まわりの着心地を重要視するので
試着してこれに決めました。


モンベル アルパインダウンジャケット
冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)
氷点下になるとミドルにフリースだけだと寒いです。
なのでこのダウンジャケットをアウターの下にミドルウエアとして着ます。
これで劇的に寒さを感じなくなります。
ただし、ダウンなので汗などで濡らさないように気温に応じて着脱します。
脱いだ後もコンパクトに収納できるので、やはりダウンがいいですね。


モンベル シャルモパーカ
冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)
アウターでいかに外気の侵入を防ぐかが、バイクでの防寒の鍵を握っています。
高速道路で時速100km程での走行は秒速28mの風を受ける事になります。
運動量も極めて少なく、体の発熱も期待できません。
袖、首、裾、ジッパー、等あらゆる隙間から外気が侵入してきますので、
その部分で空気が出入りできない構造のものがいいと思います。

このシャルモパーカはゴアでは無いですが防水透湿生地を使用しており、薄い中綿も入っています。
ジッパーも水や空気が抜けにくい構造で防風性はかなり良いですね。
フードも使わない時は収納できるのでバタつきません。
コスパも良いです。(ここ重要)

昨シーズンはアウターに雨具を使用していたのですが、良い雨具は雨を防いで尚且つ
内部の蒸れを積極的に放出できるよう通気性も確保されている。
なので、極寒時に防寒用のアウターとして使用するには力不足でしたね。




◆下半身

モンベル ジオラインEXP タイツ
冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)
下半身も基本的に上半身と同じです。
アンダーウエアは汗冷えしない物を選びます。
それと、体にフィットする物を選ぶ事が重要ですが、あまり体を締め付けないのが大事ですね。
必要以上に締め付けるものは血行を阻害して、より末端が冷えやすくなります。


ユニクロの暖パン
冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)
値段は安く、それでいて暖かい。コスパ抜群です(^^)
ミドルとして使用します。


モンベル スーパーハイドロブリーズ インシュレーテッドパンツ
冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)
防水透湿で中綿入りのアウターパンツです。
インナースパッツも付いているので雪の侵入もありません。
-3℃位までなら、タイツ、暖パン、アウターの3枚でOKでした。


ワークショップの安いオーバーパンツ
冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)

-5℃以下になってくると上記の3枚では厳しいです。
ですので、さらにオーバーパンツとしてこれを着用します。
防水性はありませんが中綿が入っていて、裏地にアルミが蒸着されています
(アルミの効果は不明ですが)
これが必要になるときは気温は氷点下なので、防水性はあまり重要では有りません。
これをはくと、これまた劇的に冷えを感じなくなります。
2000円程で購入しました。




◆足(靴下 靴)

モンベル アルパインソックス
冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)
これ一枚のみです。何枚も履くのは手間なので、なるべく分厚いものを一枚履きで。
素材はウールが最高だと思います。
靴の種類にもよりますが足は非常に蒸れやすいです。ウールは濡れても冷えにくいですね。


ダンロップの防寒長靴
冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)
靴に関してはかなり悩みました。
冬用の登山靴などは価格がとんでもないので除外しました(笑)
取り外し出来るインナーつきの長靴です。
かなり暖かいのですが、半日もすると中が蒸れまくって濡れてきます。
(透湿性ゼロなので当然ですが)
かなり濡れます。 なのでインナーを新聞紙で包んでから長靴に入れて使用しました。
一日の終わりに新聞紙を取り替えるんですが、新聞紙はベチョベチョになってました。
ですが、靴下をそこそこ良いものを選んでおけば、少々濡れても「少し冷えるかな」
程度でしたね。 




こうして見ると、かなりモンベル製が多いですね汗
機能と価格を考慮すると、こんな感じになっただけで、モンベルのまわし者ではありません(笑)
近くにモンベルショップがあるので、ついつい見に行ってしまうのです。



ウエア類はこんな感じでほぼ万全でした。
さらに気温の低い時は、カイロ等を使用すればまだまだ大丈夫です。
(-6℃程度での走行ではカイロ等は不要でした。)


装備に追加や変更があれば、またアップします。





この記事へのコメント
信州の旅、楽しく読ませていただきました。
大阪へ帰着後も積雪を見ると出掛けたくなる気持ち、分かります(笑)

モンベル製品はコストパフォーマンスが良いんですよねー。
軽さやコンパクトさを求めるとどうしても山道具メーカーに眼が行って、
その中で手が出せそうな価格帯を選ぶと必然的にモンベルが多くなってしまうという……
あ、私もモンベルの回し者ではありません(時々言われますけどw)
Posted by SaltyDog at 2014年02月24日 20:08
SaltyDogさん

コメントありがとうございます(^^)

大阪へ帰宅して、バイクを降ろして、家族にお土産などを渡して外を見ていると、
どんどん積もってきまして。

「ちょっとだけ行ってくるわ~」と妻に言った時は完全に呆れられていましたw

今回の装備を記事にしてみると「モンベル率高杉!!」って、自分でも思いました。
もちろんSaltyDogさんのブログからの影響も受けておりますよw

山道具は機能性が良いですよね。モンベルに限らず他のメーカーにも欲しい物は沢山ありますが……です。
Posted by へっぽこへっぽこ at 2014年02月24日 23:57

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冬季ツーリング装備まとめ(ウエア編)